どうも、皆様ハロにちわ!
最近(随分前から)ですが、高速道路の料金所はETCで通過することが当たり前になってきましたね。
新車を買った時にETC車載器をオプションで取り付ける方も多いと思います。
しかし、僕の中古のアトレーワゴン君にはETC車載器は装備されていません・・・。
バックカメラ付ドライブレコーダーやキーレス連動ドアミラーユニットをDIYで取り付けて近代化したアトレーワゴン君にはETC車載器は必須のカーパーツと思い、遂に取り付けることにしました!
取り付け説明書を見る限りでは、配線作業も少なく簡単そうです!
それでは、早速準備して取り付けていきましょー!
※ETCセットアップ時に、ETC車載器本体に記載されている情報が必要です。取り付ける前に写真を撮って記録しておきましょう。
目次
ETC車載器取り付け部品準備
これがなければ始まらない!最初はETC車載器です!
価格が安く、自動車への接続はACC電源とアースのみというシンプルなものとなっています。
過去モデルは常時電源も接続しないといけなかったようですが、新モデルになって取り付けの敷居がかなり下がっています!
続いて、電源を確認するためのテスターです!
ヒューズからACC電源を取り出すので、ヒューズの電源を確認する際に必要です。
続いて、ヒューズからACC電源を取り出し分岐させる便利なやつ!ヒューズ電源です!
僕の場合は、キーレス連動ドアミラーユニットを取り付ける際にも、ヒューズのACC電源から電源をとっていました。
そして、これがないと配線の難易度が上がります!配線通し!
ダッシュボードの隙間から配線を通す時にはマストなアイテムです!
最後に、パネルを外すので、内張りはがしを用意しましょう!
準備ができたところで早速取り付けてみましょー!
ETC車載器外観
ETC車載器の外観です!
セット内容はこんな感じです。
同梱されている内容物は下記の通りです。
- ETC車載器本体
- アンテナ(コード3.5m)
- 電源コード(3.5m)
- 両面テープ
- 線材固定テープ
- コードクランバー
- 結束バンド
同梱されている取り付け説明書にも記載がありますので、作業前に内容物を確認しましょう。
内容物を確認と必要な部材を揃えたところで、早速作業していきましょー!
ETC車載器取り付け
インパネの取り外し
ハンドル下のインパネを取り外します。
赤枠部はツメがあり、赤丸部はネジで固定されています。
ネジを外し、内張り剥がしでインパネを外します。
ツメとネジを取り外すと、インパネが赤枠部のリベットで固定されていので外します。
これでインパネの取り外しは完了です。
ACC電源の取り出し
ヒューズボックス内のACC電源を探します。
テスターのアースを取り付け、ACCオンにしてテスターでACCヒューズを探します。
今回は、赤枠部のヒューズのACC電源を見つけることができました。
ヒューズをペンチで外し、電源ヒューズを準備します。
ヒューズを抜いた箇所には、2つの電極があります。そのどちらかから電気がきているので、ACCオンの状態でどちらの電極に電気がきているのか確認します。
電源ヒューズの配線が出ている側を、検電テスターが反応した(電気が流れている)側に取り付けます。
今回の場合は左側から電気が流れているので、下記写真のように取り付けました。
電源ヒューズをいくつか取り付けている場合は、ヒューズに使っている機器名を記入しておくと、後々いじる時に分かりやすいです。
これでACC電源の取り出しは完了です。
ETC車載器本体の取り付け
ETC車載器本体に、付属の両面テープを取り付けます。
ダッシュボード下など見えない箇所に取り付けたかったですが、アトレーワゴン君の場合はアッシュトレー下しかスペースがありませんでした。
ETC車載器本体の取り付けは、これで完了です。
ETCアンテナの配線・取り付け
ETC車載器の取付説明書に記載している、アンテナの取付位置に沿ってアンテナを取り付けます。
アトレーワゴン君の場合は、このように取り付けました。
自動車検査証のすぐ横あたりです。
続いて、アンテナの取付箇所からETC車載器本体までコードを配線します。
運転席横のAピラーのインパネを取り外します。
赤枠部を内張り剥がしで外すとネジが見えます。
ネジを外してノブと取り外します。
インパネの上部から内張り剥がしを使って外していきます。
僕の場合は、リアスピーカーの取り付けとバックカメラ付ドライブレコーダーの取り付けをしているので、ピラー内に配線があります。
これでETCアンテナの配線の準備ができたので、ETCアンテナ側から配線していきます。
ルーフライニングとガラス面の隙間にコードを入れ込む際は、コードが落ちないように付属の線材固定テープをカットして巻き付けから入れ込みます。
コードをピラーまで入れ込めたら、配線通しをヒューズボックス付近からピラーの隙間まで通します。
配線通しにETCアンテナコードの端部をビニールテープで固定します。
配線通しから外れないように、しっかり固定して下さい。
配線通しを引っ張り、ETCアンテナコードを入れ込みます。
ETCアンテナの端部が大きいので、引っ張っている最中に高確率で引っかかります。隙間を探しながら端部を傷つけずに位置を調整しながら引っ張りましょう。
ETCアンテナコードを、ETC車載器本体まで引っ張り取り付けます。
車内の配線の上などに配線していき、コードが下に垂れないようにしましょう。
ETCアンテナコードは、電源コードを配線した後にまとめて邪魔にならない場所に固定します。
これで、ETCアンテナコードの配線は完了です。
電源コードの配線・取り付け
※感電する恐れがあるので、バッテリーの配線を外して作業することを推奨します。
アース端子を取り付けます。自動車本体の金属が露出している箇所に取り付けて下さい。
ACC電源コードを、先程取り出した電源ヒューズに取り付けます。
電源コードの端部をETC本体まで配線します。
ETCコードを配線した箇所から配線すると、最後に配線をまとめやすくなります。
これで、電源コードの取り付けは完了です。
ETC車載器動作確認(セットアップしていない状態での確認)
自動車のエンジンをかけると、本体の電源が入り一瞬本体のスタンバイランプが点灯します。
セットアップが完了していないので、エラーのランプは点灯し続け「セットアップされていません」と音声案内が流れます。
セットアップしていない状態での動作確認はこれで完了です。
ETCアンテナコード・電源コードをまとめる
正常に動作していることが確認できたので、余ったコードをまとめて固定します。
コードはかなり長いので、運転席の下は配線でえらいことになっています。
電源コードを束にしてまとめます。
ETCアンテナコードを10㎝以上の円にしてまとめます。
コードを邪魔にならない箇所に固定します。
これで、配線のまとめは以上です。
最後に、取り外したインパネを復旧して作業は完了です。
お疲れ様でした!
ETC車載器セットアップについて
色々と調べてみましたが、個人ではセットアップすることができませんでした。
セットアップ登録店だけで行える作業のようです。(カーショップ、カーディーラーなど)
下記にてETCセットアップが行える店舗を検索できます。
ETCセットアップには、本体の他に下記の情報が必要です。
- 車検証
- ETC車載器管理番号
DIYで取り付けた際は、購入したETC車載器本体にETC車載器管理番号があるので、取り付ける前に写真を撮っておきましょう。
今回購入したパナソニックのETC車載器の場合は下の写真のように管理番号が記載されていました。
まとめ
約1時間程度でETC取り付け作業は完了しました。ヒューズから電源を取り出すことができれば、あとはひたすら配線作業なのでそこまで時間はかかりませんでした。
カーショップに取り付け込みで依頼すると、DIYで取り付けるよりかなり金額がかかっていまいます。
最近はネットショップで安くETC車載器本体を購入することができるので、この記事を見た機会に是非チャレンジしてみて下さい!
皆様、最後までご覧頂き誠にありがとうございました!