どうも、皆様ハロにちわ!
とっつぁんぼうやです。
今回は4000円代で4×12インチキャビネットシュミレーターまでついているDI(ダイレクトボックス)を紹介します!
それがこちらのBEHRINGER(ベリンガー) GI100 ULTRA-Gです!
僕はEVH 5150Ⅲという真空管アンプヘッドを持っているのですが、これを何とか自宅でスピーカーを通さずに録音できる方法を探していた時にこのDIに辿り着きました。
真空管アンプヘッドを使うギターでの自宅録音で使用するには個人的に最適な1台です!
それでは早速見ていきましょー!
目次
DI(ダイレクトボックス)とは?
DIとは「Direct Injection box」の略称です。エレキギターやエレキベースを直接ミキサーに接続するための装置になります。
DI(ダイレクトボックス)の機能について簡単に説明します。
インピーダンス変換
電気楽器は「インピーダンス」という回路の電圧と電流の比がとても高く、直接電気楽器をミキサーに接続するとノイズが発生したり音の出力が弱まってしまいます。
そこで、電気楽器の高インピーダンス出力を低インピーダンス出力に変換して、ミキサーに出力する装置がDI(ダイレクトボックス)となります。
電気楽器の出力を低インピーダンスに変換することにより、ミキサーに楽器本来の音を送ることができます。
アンバランス信号からバランス信号への変換
アンバランス信号とは2種類の電線で信号をやりとりする方式です。安価ですがノイズに弱いです。
バランス信号とは3種類の電線で信号をやりとりする方式です。高価ですがノイズに強いです。
電気楽器の一般的なシールドはアンバランス信号なので、長いシールドを引き回すとノイズがのりやすくなります。
そこで、DI(ダイレクトボックス)でアンバランス信号をバランス信号へ変換することにより、長いシールドの引き回しでもノイズがのりにくくなります。
BEHRINGER GI100 ULTRA-Gレビュー
外観
まずは外観と付属品から!
正直この外観と色味だけでも購入したい理由になりますね!バリきれいな赤色です!
四隅をゴムで保護していたり、本体がアルミでできているので、かなり衝撃に強い構造になっていると思います。
付属品は、取扱説明書とベリンガーのステッカーが入っています。いたってシンプルな内容です。
続いて機能を見ていきましょー!
操作部
前面と後面の機能を紹介します。
- -20db・pad:アッテネーションスイッチ(減衰器)
- CLIP:DIボックス内の入力信号レベルが高すぎるとLEDが点灯します。
- INPUT:エレキギター等音源との接続用ジャック
- DIRECT LINK TO CABINET:INPUTの入力信号を出力します。
SIMULATER ON/OFF:4×12インチキャビネットスピーカーシミュレーションスイッチです。
GND LIFT:グラウンド接続の切断切り換えスイッチです。スイッチを押した状態ではグラウンドは切り離されています。
OUTPUT TO MIXER:ミキサーへの出力出力ジャックです。
バッテリーケース:ここの蓋を開け電源用9V電池を取り付けます。
DI(ダイレクトボックス)の接続例
エレキギターを使った一般的な接続例
エレキギターをアンプを経由して使用する一般的な例を紹介します。
真空管アンプヘッドを使用する場合は、DIのDIRECT LINK TO CABINETに適切な負荷のキャビネットを接続して下さい。
負荷が足りない場合は真空管アンプヘッドが故障する可能性があります。
真空管アンプヘッドで自宅録音する場合の接続例
真空管アンプヘッドを使用する際は、DIのDIRECT LINK TO CABINETに適切な負荷抵抗器(ダミーロード)を接続する必要があります。
僕が持っているEVH 5150Ⅲは最大100W 16Ωなので、それに合わせたダミーロードを自作しました。
そこで、今回は僕が真空管アンプヘッドを使って自宅録音をしている環境を例として紹介します。
DIRECT LINK TO CABINETにダミーロードを接続して真空管アンプヘッドに適切な負荷を与え、OUTPUT TO MIXERからオーディオインターフェースに接続しパソコンに出力してDAWで録音、編集します。
これでキャビネットから音を出すことなく真空管アンプヘッドの音を自宅で録音することができました!
GI100製品登録方法
通常の保証は製品購入日より1年間ですが、購入日より90日以内にユーザー登録をすれば3年間保証に延長されます。
保証期間が延長されるので、ユーザー登録をやらない手はありません!
ということでユーザー登録方法を解説したいと思います。
購入したGI100の箱に2つQRコードがあるので、ユーザー登録(製品登録)のQRコードを読み取ります。
ユーザー登録ページへ移動します。
ユーザー登録方法はMUSIC TRIBE IDかFacebook IDを使うかの2つの方法があります。
今回は、Facebookでの登録方法を解説します。
ページをスクロールして赤枠部をタップします。
ページが移動します。赤枠部の「Sign In with Facebook」をタップします。
Facebookの認証画面に移動します。メールアドレスとパスワードに問題なければ赤枠部の「Log In」をタップします。
確認画面に移動します。赤枠部の「●●としてログイン」をタップします。
ユーザー登録ページに移動します。下記画面の項目を入力して赤枠部の「Register」をタップします。
music tribe画面に移動します。左上の3本ラインをタップしてメニューを開きます。
赤枠部の「support」をタップします。
サポート画面に移動します。赤枠部の「profile settings」をタップします。
プロフィール設定画面に移動します。下記の項目を記入して赤枠部の「Next」をタップします。
画面が移動します。specializationの項目を選択します。今やっている楽器を選択してください。
項目を選択したら画面を下にスクロールして赤枠部の「Next」をタップします。
画面が移動します。ここの項目は何も選択せずに画面を下へスクロールして赤枠部の「Done」をタップします。
これでプロフィールの作成が完了しました。
続いて製品登録をしていきます。赤枠部の「Create care ticket」をタップします。
製品登録画面に移動します。「Type」の項目で「Product Registration」を選択し必要項目を記入していきます。
GI100の場合は、本体底面にシリアルナンバーが記載されています。
すべての項目を記入し「Verify」をタップすると画面が移動します。
下記項目を記入していきます。
すべての項目の入力が完了したら赤枠部の「register」をタップします。
下の画面に移動したら登録は完了です。お疲れ様でした。
まとめ
4000円代のDIなのでそれなりのものかと思いきや、必要最小限な機能はすべて備えており、個人的には他社の有名DIと比較しても何ら遜色ない一品だと思います!
特にキャビネットシミュレーターの機能が素晴らしいですね!
自宅録音する際はキャビネットからの音ではなくアンプヘッドからの音を出力しているので、キャビネットから出力されている音と比較するとあまりよくないです。
しかし、キャビネットシュミレーターを使うと音の奥行きが出て弾いててとても気持ちのいい音に変わります!
デザインもかっこよくて4000円代で購入できるお手軽DIなので、1台持っていても損はないですよ!
ライブハウスやイベントでDIを持ち歩く方や真空管アンプヘッドを使って自宅録音したい方に是非オススメします!
皆様、最後までご覧頂き誠にありがとうございました!