どうも、皆様ハロにちわ!
とっつぁんぼうやです。
先日ジャンク品のプレシジョンベースをリペアしたのですが、弦を手で触れた状態でも「ジー」という音が止まりません。
通常、エレキギターやベースは、手で触れていなければ「ジー」というノイズが鳴っており、弦に触れると弦アースが作用してノイズが聞こえにくくなります。
しかし、今回の症状は弦を触れていても「ジー」という音が大きいままなのです。
今張っている弦はエリクサーを使っているのですが、エリクサーに代表されるコーティング弦は弦の表面をコーティングされているため、弦の金属に直接触れていないので、弦アースが取れずノイズが大きいままだということが分かりました。
「それじゃあコーティングしていない弦に変えれば解決やないか」という結論に達しましたが、コーティングしてない弦に変えるのも根本的な解決とは個人的に言い難いので、「弦からではなく他の箇所からアースをとればいいじゃないか」と考え、ノイズ対策をしてみました。
「指弾きで指がボディに触れている」ことが前提となります。
それでは早速見ていきましょー!
目次
コーティング弦の導通確認
まずはコーティングされていない弦が導通しているのか確認しました。
これはギターですが、コーティングされていない弦はしっかり導通しています。
ベースのコーティングされている弦は導通しませんでした。これは弦アースは取れていません。
それでは、これからアースがとれるようにちょっと改造していきます!
コーティング弦のノイズ対策
銅かアルミの板を用意します。
通電すればいいので、厚みは0.1~0.3mmの板を用意しましょう。
今回はアルミの板を用意しましたが、銅のほうが電気が通りやすいので、できれば銅板のほうがいいです。
ちなみに、電気を通しやすい物質ランキングでは銅が2位でアルミが4位です。1位は銀ですが、高いので諦めました・・・。
それでは早速作業していきます!
ピックガードのネジを外してアルミ板を取り付ける範囲をけがいていきます。
けがいた線の通りに板を切って角をヤスリ掛けします。
ピックアップを外して、板をアースをとっている箇所に接触させます。
問題なく接触しているか導通確認します。
導通されていたら問題ありません。ピックガードを取り付けます。
これで作業完了です!
まとめ
指弾きの際に親指をアルミ板に触れるとノイズがほとんど聞こえなくなりました!アルミ板がしっかりアースの役割をしてくれています!
あくまで指弾きの時限定の方法なので、根本的にノイズ対策をしたい方はコーティングしていない弦を張ることをオススメします。
僕はズボラなのでコーティング弦を使っていこうと思います!
皆様、最後までご覧頂き誠にありがとうございました!