どうも、皆様ハロにちわ!
とっつぁんぼうやです。
今回は、CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) ラグナ ステンレスクッカーLセット M‐5504のご紹介です!
キャンプでの食事を何よりも楽しみにしている大食漢の僕らは、今まで“取っ手の取れるティファール”をおうちと兼用でキャンプなんかにも愛用していたのですが、お値段がお値段なのでアウトドアでの使用はハッキリ言って気を遣っちゃいます(´-ω-`)
だからといっておうちで使っている他のフライパンや鍋だとパッキングの際に取っ手が嵩張って邪魔だし、そもそも家庭用の表面加工(コーティング)されたモノや樹脂製の取っ手なんかは焚き火調理でガシガシ使うにはちょっと不安(´-ω-`)
「安くて頑丈で大容量でオールステンレスでスタッキングできて熱源を選ばない日本製の素敵な欲張りクッカーセットってあるかなぁ」と探していたところ・・・ありました(*´ω`*)
我らが鹿番長のロングヒットな一品!期待値お高めに、開封レビューいってみよー♪
目次
いざ開封!
パッケージの外観はこんな感じ。
おぉ~。全面にこれでもかというほど情報が満載!蓋開けたら注意書きまであるやん!
とても親切・丁寧で嬉しい限りです(*‘ω‘ *)
その中でもひときわ輝く“日本製”の文字!鹿番長のお膝元である金物のまち燕三条で生産されています。
このご時勢、決して海外製=粗悪品というワケではないのですが・・・良き良き(*´ω`*)
パッケージから出すとこんな感じ。
コレまた親切・丁寧に包まれています(*‘ω‘ *)ワクワク
鹿番長印の収納バックも付属しており、まさに欲張りセット!
いろいろ見ていきましょう♪
スタッキング時(セット内容)
さてと・・・親切なパケさんのおかげで僕がアレコレ書くこともないのですが・・・。
ピッカピカや!ピッカピカ過ぎてミラー効果で迷彩柄に!(*''ω''*)
この中にマトリョーシカよろしく・・・
こんな感じでスタッキングされております!
空間が分かりやすいよう蓋などを除けた図。
ケットルの中も含めるとまだまだ空間に余裕が!
こりゃモノによっては小物類もまとめて収まるのぅ(*´ω`*)
スペック(スタッキング時)
- サイズ(約):外径220×高さ150mm(本体のみ)
- ウェイト(約):2kg
Amazonさんのレビューや商品の容量などである程度のサイズ感はイメージできていましたが、思っていたモノよりずっとコンパクトな印象です。サイズ感が伝わればとクッカーwithカレールーの写真を載せましたが・・・コンパクトさ伝わるかなぁ?
重量に関してはステンレス製なのでどうしてもアルミ製やチタン製に比べると重く感じます。僕は気にならないですが、「少しでも持ち物を軽量化したい」という方は一応それぞれの重量を記していますので参考までに。
セット内容・価格
- 20cm鍋(蓋付き)
- 16cm鍋(蓋付き)
- 900mlケットルクッカー(蓋・ハンドル付き)
- 22cmフライパン(ハンドル付き)
- 専用収納バック
- 価格:¥4454(購入時)
しかしまぁ、コレだけ揃って¥5,000以下って・・・我らが鹿番長さんに乾杯♪
因みに、鹿番長さん希望小売価格は¥11,000(税別)となっておりますが、Amazonさんだと価格変動あっても¥4,500前後で購入できる模様。
何にせよ、懐に優しい価格帯でオールステンレスだよ?僕ぁ何の不満もございません(*´ω`*)
20cm鍋(大鍋)
外観はこんな感じ。
ピカピカミラーで眩しい(ΦωΦ)
ただね、蓋のつまみの固さがシビア過ぎる!パッケージ画像のように起こそうとしてもギチギチギチッ・・・と、力を籠めねば起きぬ!
個体差あるんだろうねぇ・・・まぁ、起こしたらしっかり固定されてるからパタパタ倒れるモノよりは便利っしょ(´-ω-`)プラスシコー
スペック
- サイズ(約):外径210×高さ130mm(本体のみ)
- ウェイト(約):550g(本体)・170g(蓋)
- 底の厚さ(約):0,5mm
- 容量(約):4L
- 材質:ステンレス鋼(クローム18%)
容量約4Lってクッカーだとそこそこ大型のハズですが・・・僕にはどうしても小さく見えちゃう(-"-)
でも、我が家の5,5合炊き炊飯ジャーの内釜と比べて一回り大きいので、ご飯5合は炊けちゃうってことでしょ?そう考えるとなかなかにデカい!
まぁ、実際に炊飯するなら3~4合ってとこでしょうね(*‘ω‘ *)
ベール(吊り下げ式)ハンドルになっているので、トライポッドなんかに吊り下げて使用できます。
寒風吹きすさぶ冬キャンプ。焚き火で暖を取りつつ吊り下げられたお鍋から熱々のスープをいただく・・・たまらん( *´艸`)フフフ
16cm鍋(中鍋)
外観はこんな感じ。
折り畳み式ハンドルもアウトドアらしくて良き良き(*´ω`*)
でもね、写真をよく見てもらえば分かるのですが、展開時に左右のハンドルがぶつかっちゃってパッケージ画像ように上手に重なりません・・・。
個体差だとは思いますが、僕のは左右のハンドルを上下にギチギチっとずらすことによって重なりました(´-ω-`)
ビフォー。
握りにくい(-"-)
アフター。
握りやすい(*´ω`*)
あとね・・・やっぱり蓋のつまみがシビアなの(´;ω;`) こういう仕様なのかなぁ?まぁ、頑丈そうだしいっか!
スペック
- サイズ(約):外径170×高さ100mm(本体のみ)
- ウェイト(約):280g(本体)・120g(蓋)
- 底の厚さ(約):0,4mm
- 容量(約):2L
- 材質:ステンレス鋼(クローム18%)
袋ラーメン1~2人前に丁度いい片手鍋!お鍋のまんま食べちゃう横着者にも丁度いい片手鍋!
炊飯するなら2合かなぁ。吹きこぼれガン無視なら3合も可!といったサイズ感です(*‘ω‘ *)
セットの中でも特に使い勝手・取り回しに優れたサイズじゃないかしら?(個人談)
ソロやカップルでのキャンプは勿論、ファミリーでのちょこっと使いにもオススメ!
僕は相棒との釣行にも、よりコンパクトに納まる中鍋くん以下をタックルボックスに忍ばせて連れていく予定です(*´ω`*)ラメーン♪
ケットルクッカー900ml(小鍋)
外観はこんな感じ。
ケトルじゃなくてケットルなのね。しかし、ちっちゃくて可愛いなぁこの子(*´ω`*)
ボルトで固定する脱着式ハンドルです。ハンドルの向きを替えることによって“やかんor片手鍋”と1台2役の使い分けができます(*‘ω‘ *) 高さも調節可能!
あとね、この子は大鍋くん中鍋くんみたいに蓋のつまみが固くなくって、ゆるゆるかぱかぱストレスフリー仕様!
でも、どうなんだろ?蓋をしてお湯を沸かす → 他の鍋のようにつまみが起きた状態で固定されない → 熱々の蓋に常時ペタッと触れている → つまみが熱くて蓋を外せない!ってならない?
お湯を沸かして別の容器に注ぐだけならいいけど、お鍋として使うのに「つまみが熱くて蓋がサッと外せません!」じゃ調理時に不便だなぁ・・・複雑な気持ちです(´-ω-`)
スペック
- サイズ(約):外径125×高さ80mm(本体のみ)
- ウェイト(約):150g(本体)・70g(蓋)・70g(ハンドル)
- 底の厚さ(約):0,4mm
- 満水容量(約):900ml
- 実容量(約):750ml
- 材質:ステンレス鋼(クローム18%)
手のひらサイズ(ちょっと大きめの急須くらい)でとにかく可愛い(*´ω`*)
実容量が約750mlなので・・・カップヌードル(お湯300ml)だと2食分、ペヤングGIGAMAX(お湯1300ml)だとお湯を2回沸かせば1食分ってとこですね!
あ、そうそう!この子は単品でも販売されている人気者ゆえ、巷ではも少し使い易くするために手を加える方も多いようです。例えば・・・
- ハンドルに耐熱チューブを装着する
- 注ぎ口を細める
- 蓋のつまみを起こした状態で固定させる
- ハンドルの固定ボルトを蝶ボルトに替える
などがあります。
貧乏性の僕に既製品を改造する勇気なんてないよ・・・でも、ハンドルの固定ボルトを蝶ボルトに替えるだけなら簡単かつ実用的なので真似させていただきます(*‘ω‘ *)
本来は・・・
写真のようにコインなどで締めて固定します。
毎回コインやツールを出して固定するのは面倒なので・・・
付属のボルトを蝶ボルトに替えるだけの簡単なお仕事!
コレなら毎回コインやらを必要としないので楽ちんです!(`・ω・´)キリッ
因みに、使用した蝶ボルトはM5×10mm(ステンレス)という規格です。あまり流通しない規格のようですが、僕は近所のホームセンターで難なくゲット!
ちょっとした改造ですが、何とも言えない愛着が湧きました(*´ω`*)
※改造は自己責任で行っています。
22cmフライパン
外観はこんな感じ。
コレまた使い勝手の良さそうなサイズですこと(*‘ω‘ *)
フライパンもケットル同様にボルトで固定する脱着式ハンドルですが、ケットルとは異なりワッシャーのような留め具でボルトがハンドルから外せない仕様になっております。
ケットルみたく蝶ボルトにしたかったけど・・・この子はありのままの美しさで良き良き(*´ω`*)
良き良きなんだけど、蓋が付属していないのはナンセンス(´-ω-`) スタッキングの兼ね合いもあるからしゃーなし。
スペック
- サイズ(約):外径220×高さ45mm(本体のみ)
- ウェイト(約):300g(本体)・90g(ハンドル)
- 底の厚さ(約):0,6mm
- 材質:ステンレス鋼(クローム18%)
有名どころのブッシュクラフト たき火フライパンとほぼ同じ外径ですが、この子には深さがあるので煮炊きにも使えます(*‘ω‘ *)
他の鍋より表面積が広い分、サッとお湯が沸くので「急いでお湯を!」なんてシーンにはもってこいですなぁ!
ここでひとつ留意点をば。得てしてこの手の表面加工(フッ素等でコーティング)されていないフライパンの酷評として「食材がこびりつく」や「食材が焦げやすい」などが挙げられますが、コレらは“製品の欠陥”ではなく“製品の特性”を理解し活かせていないだけなのです。
表面加工されていない金属製のフライパンにはそれぞれの特性を活かすために適した処理(シーズニング等)・火加減・食材などがあります。ステンレスパンもまた然り。
ステンレスパンは熱伝導は悪いですが保温性に長けています。その保温性を活かした調理法を用いるので火加減がとても重要になってk・・・難しい話はさておき、僕の経験則から言えばステンレスパンを表面加工されたフライパンのように扱うのは少し難儀。アウトドアでの使用となると尚更です。
・・・とまぁ、御託を並べてみましたが、僕は素直にクッキングシートなんかを使っちゃいます!扱いも楽ちん、片付けも楽ちんで一石二鳥だもんね(*‘ω‘ *)
何にせよ使い道は人それぞれ!フライパンは勿論、ちょっとした煮炊きやお皿にも使えちゃうんだから良き良き(*´ω`*)
収納バック
外観はこんな感じ。
付属品(おまけ)と侮るなかれ!ナイロン製?でしっかりとした造りです(*‘ω‘ *)
あとね、ラグナを収納しても容積にかなり余裕があります!
コレだけ余裕があれば他の調理器具なんかも一緒にパッキングできて良き良き(*´ω`*)
いろいろ見てみて思ったこと
◯層構造ではない
同じキャプテンスタッグからでも、お値段高めのステンレスクッカーだと“3層鋼5層構造”なんてのを目にしますが、この子は違います。比べるのもおかしな話ですが、当然ながら熱効率も耐久性も劣ります。手に取って軟弱な印象はないですが、故意に曲げようとすれば簡単に曲がっちゃうくらいの強度です(個人談)。空焚きや、激しくぶつけたり落としたりってのは要注意ですね!
目盛りがない
残念ながら目盛りの類は一切見受けられません。計量カップを常備していればいいのでしょうが、忘れた場合は目分量になっちゃいます。おうちとは勝手が違うアウトドア調理・・・慣れない人には少し厄介かも(´-ω-`) 水位が分かるように疵をつけたりと手を加える方も多いようです。
熱源を選ばない
アウトドアでの焚き火調理は勿論、ご家庭のガスコンロやIHクッキングヒーターにも使えます。IHクッキングヒーターに関しては色々と条件があるので一概には言えませんが、我が家では問題なく使えました(*‘ω‘ *) おうちで使ってるステンレス鍋よりずっと軽いし、コンパクトにスタッキングできて収まりもバッチリ・・・安いしおうち用にもうワンセット買っちゃおうかしら(*´ω`*)
タオルや手袋の使用は必須
ご家庭で一般的に使用される樹脂製ハンドル(取っ手)等とは異なり、加熱次第でハンドルが恐ろしく熱くなることが予想されます。知らず慣れずについ習慣で触れてしまい手に火傷を負ったり、熱さに驚いて鍋(フライパン)をひっくり返しあわや大惨事に!というケースも無きにしも非ず。必ずタオルや手袋を利用しましょう。
非常持ち出し品(防災グッズ)としての利用
備えあれば患いなし。どのアウトドアギアにも共通して言えますが、やはり「アウトドアでの使用」を目的に作られているギアたちは災害時の強い味方です。コンパクトながら多人数に対応できるので、キャンパーに限らずいざという時のために一家に一台あっていいかも。
まとめ
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) ラグナ ステンレスクッカーLセット M‐5504をご紹介いたしましたが、いかがでしたか?
「ラグナは初心者向け」との意見を散見します。「価格も安く、さほど気を遣わずに扱えるから初心者向け」という声もあれば、さも高級品=上級者と言わんばかりに「高価な上位モデルと比べ耐久性や使用感などが劣るから初心者向け」という声も多いようです。
ラグナは90年代後半から販売されており、「20年来の付き合い」と愛着を持って使用するベテランキャンパーさんも多い中、何を以てして“初心者向け”とするのか・・・後者の意見だとすれば僕はナンセンスに思えます。
どんなモノであろうと良し悪しの捉え方は人それぞれ。僕にとっては「安くて頑丈で大容量でオールステンレスでスタッキングできて熱源を選ばない日本製の素敵な欲張りクッカーセットってあるかなぁ」という要望に応えてくれた素敵なクッカーセットなのであります!(`・ω・´)キリッ
ビギナーさんからベテランさんまで、長きに亘り愛され選ばれ続けてきたラグナ。皆様も一家に一台いかがですか?(*´ω`*) ちゃんちゃん♪
皆様、最後までご覧頂き誠にありがとうございました!良き良きアウトドアライフを(*´ω`*)